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秋空の下、ドライブツアーがスタート

10月18日(日)、サクラモータークラブの行事として今年も「秋のドライブツアー」を開催しました。前日は冷たい雨が一日中降り続く天気でしたが、当日はうってかわって、秋晴れの過ごしやすい1日となりました。

参加者23名、車11台でのドライブは、サクラモータークラブの拠点である佐倉から出発する組と、直接向かうメンバーとが首都圏中央連絡自動車道の江戸崎PA組で合流し、高速は1区間だけ利用し爽やかな秋空のもと、一般道を目的地「ザ・ヒロサワ・シティ」を目指してのドライブです。


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ザ・ヒロサワ・シティ

ドライブの目的地である「ザ・ヒロサワ・シティ」について簡単に説明をーー茨城県を代表する企業グループ・広沢グループの代表である廣澤清氏が、50歳から手掛け始めた「自然・健康・文化」をテーマにした「まちづくり」をコンセプトにした事業で、茨城県筑西市の100万平方メートルの広大な敷地にゴルフ場を核として、パークゴルフ場やオフロードコース等の「スポーツ施設」、美術館、学校等の「文化施設」、農園、薬草園、温室等の「農業施設」等が造られています。メンバー到着時の広澤会長のご挨拶では80歳までに完成させたいと話されています。

いよいよ、昼食をはさんで敷地の各所に点在する施設の見学が始まりました。

【参考】【事業研究レポート】「ザ・ヒロサワ・シティ」の夢ー茨城県筑西市における“郷(まち)づくり”事業「調査情報 №44」 筑波総研株式会社


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「YS-11」を見学

今回のドライブの目玉は国産旅客機、量産1号機の「YS-11」の見学です。既に、新聞やテレビで紹介されていますが、国立科学博物館は産業遺産として「YS-11」を「ザ・ヒロサワ・シティ」で保存することにしました。一般公開は来年ですが、廣澤会長のご厚意で特別に見学させて頂くことになりました。ドライブにはANAのOBの馬杉さん、湯浅さんの従兄弟の鈴木さんが「YS-11」に会うために特別参加、「YS-11」には特別の思い入れがあるのでしょう。新築の格納庫に収まったまだ組立作業中の「YS-11」を間近で見ていると、国産旅客機の開発に関わった人々の熱気が伝わって来るようです。スバラシィ~!!の一言です。

【参考】 YS-11量産初号機一般公開を目指し移設へ



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本物の新幹線やD51もー

施設の責任者の方の案内で新幹線の運転席や寝台列車「北斗星」の室内などを特別に見学させていただきました。そのほかにも「ザ・ヒロサワ・シティ」にはクラッシックカーやオートバイのコレクション、消防車を中心としたコレクションがありますが、収蔵展示は未完成ということで、完成時にはより充実したものが期待できます。廣澤会長の構想は現時点では未完成とのことで、ゴルフ場やパークゴルフの一部を除き、施設の見学は無料です。

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隈研吾設計の美術館

今回のドライブの2つ目の目玉が隈研吾設計の美術館新館と庭園です。最近の隈研吾の作品は石が目立ちますが、この新館と庭園も石を使ったデザインです。シンプルな建物が石との組み合わせで庭園の石組みや砂敷や池の水、周りの木々と溶け合い、伝統的な和とモダンを調和させています。

新館は来年、美術館として正式にオープン、所蔵美術品の企画展を開催する予定です。現在はこの新館以外に、美術館分館があり、陶芸品のコレクション、茨城県に縁のある芸術家の作品を数多く展示されています。


”秋のドライブツアー”はーー
オープンカーでの参加は大変気持ちが良かったようで、「程よい距離感と素晴らしい見学コースで大変良い企画でした。」との感想をいただきました。ーーー”幹事”



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